缶詰の賞味期限の基本|知っておきたいポイント
缶詰の賞味期限について、表示の意味と実際の扱い方をまとめました。消費期限との違い、期限を過ぎたものの見分け方、避けたほうがよい状態の缶、備蓄としての管理方法を紹介します。
概要
缶詰に表示されているのは賞味期限で、おいしく食べられる期間の目安を示すものです。品質が急に損なわれる期限を示す消費期限とは意味が異なり、未開封で適切に保存されていれば期限を少し過ぎても直ちに食べられなくなるわけではありません。ただし、缶がふくらんでいる、さびて穴が開いている、開けたときに異臭がするといった場合は状態が変わっている可能性があるため、食べずに処分するのが安全な判断です。開封後は缶のまま置かず、別の容器に移して冷蔵し、早めに使いきります。
ポイント
- 缶詰の表示は賞味期限で、多くは製造から3年程度に設定されています。
- 賞味期限は未開封かつ表示どおりに保存した場合の目安です。
- 缶がふくらんでいるもの、大きくへこんで折れ目があるもの、さびが進んだものは避けます。
- 開封後は空気に触れるため、缶から別容器へ移して冷蔵し、2〜3日で使いきります。
- 直射日光と高温多湿を避け、温度変化の少ない場所で保存します。
- 備蓄は古いものから使い、使った分だけ買い足す入れ替えの仕組みにすると管理が楽です。
具体例
- 棚の手前に期限が近いものを並べ、奥に新しいものを入れる。
- 月に一度、期限が半年以内の缶を確認して献立に組み込む。
- サバ缶を汁ごと味噌汁に入れて使いきる。
- トマト缶を煮込みやパスタに回して回転させる。
- 開けた分は保存容器に移し、日付を書いて冷蔵する。
実践のコツ
- 購入時に期限を油性ペンで缶の上面に大きく書いておくと、棚の上からでも読めます。
- 災害用の備蓄は缶切り不要のタイプを混ぜておくと、状況を選びません。
- 期限が近い缶をまとめて置く箱を作ると、使い忘れがほとんどなくなります。
よくある質問
- Q. 賞味期限を過ぎた缶詰は捨てるべきですか。
- A. 未開封で保存状態がよければ、少し過ぎた程度で直ちに問題になるとは限りません。缶の状態と開封時のにおいを確かめ、少しでも異常があれば処分してください。
- Q. 缶がへこんでいますが使えますか。
- A. 軽いへこみで密封が保たれていれば通常は使えます。折れ目が入っている、さびている、ふくらんでいる場合は避けてください。
- Q. 開けた缶はそのまま冷蔵庫に入れてもよいですか。
- A. 缶のままは向きません。中身を保存容器に移し、ふたをして冷蔵し、2〜3日を目安に使いきってください。