土用の丑の日の基本|知っておきたいポイント
土用の丑の日についてまとめました。そもそも何の日なのか、なぜうなぎを食べる習わしになったのか、年によって日が変わる理由、うなぎ以外に食べられてきたものまで、暦の見方とあわせて整理しています。
概要
土用とは季節の変わり目に置かれた期間のことで、立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前の約18日間を指します。その期間のうち十二支の丑にあたる日が土用の丑の日で、暦の組み合わせによって年に1回の年も2回の年もあります。夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習わしが広く知られていますが、これは江戸時代に広まったとされる商いの工夫が元だと伝えられています。地域によっては別の食べ物を用意する習わしも残っています。
ポイント
- 土用は年に4回あり、夏だけのものではありません。
- 丑の日は12日ごとに巡るため、18日間の土用に2回入る年があります。その場合は二の丑と呼ばれます。
- 夏の土用の丑の日は7月下旬から8月上旬にあたることが多く、年によって日付が変わります。
- うなぎを食べる習わしは江戸時代に広まったと伝えられ、古い時代からの決まりごとではありません。
- 「う」のつく食べ物を選ぶという言い伝えもあり、うどんや梅干し、瓜が挙げられます。
- うなぎは価格の変動が大きく、時期が近づくと値上がりする傾向があります。
具体例
- うな重、うな丼
- うなぎのかば焼き
- うどん
- 梅干し
- 瓜の漬物
- 土用しじみ、土用餅
実践のコツ
- うなぎを買うなら、丑の日の当日より数日前のほうが値段も混雑も落ち着いていることが多いです。
- 買ってきたかば焼きは、酒を少し振ってアルミホイルに包み、トースターで5分ほど温めるとふっくらします。
- うなぎにこだわらず、うどんや梅干しなど「う」のつく食べ物で済ませる形も昔から行われてきました。
よくある質問
- Q. 土用の丑の日は毎年同じ日ですか。
- A. 違います。十二支の巡りと土用の期間の重なりで決まるため、年ごとに日付が変わり、2回ある年もあります。
- Q. うなぎを食べないといけませんか。
- A. 決まりではありません。うどんや梅干しなど「う」のつくもので済ませる言い伝えもあり、地域によって習わしが異なります。
- Q. 冬にも土用の丑の日はありますか。
- A. あります。土用は年に4回あるため、冬の土用にも丑の日は巡ってきますが、行事として意識されることは少ないです。