肉肉うどんとは|特徴・食べ方・由来
肉肉うどんは甘辛く煮た牛肉をたっぷりのせたうどんです。発祥や味の特徴、薬味の合わせ方、家庭で作るときの肉の煮方や出汁の考え方までまとめました。
肉肉うどんとは
牛肉、特に牛のホルモンやすじ肉を甘辛く煮込んでのせたうどんのことです。福岡県の筑豊地域で親しまれてきた食べ方とされ、店によって肉の部位や煮込みの濃さが違います。出汁は肉のうまみが溶け出して、通常のうどんより濃く感じられます。
特徴
- 牛すじや牛肉を時間をかけて甘辛く煮込み、うどんの上にたっぷりのせます。
- 出汁に肉のうまみが溶けるため、かけうどんより味が濃く、こくがあります。
- 薬味には刻みねぎのほか、辛みのある赤い薬味を添える店が多く見られます。
食べ方・楽しみ方
- まず出汁を一口飲んでから、肉と麺を一緒に食べると味の重なりが分かります。
- 薬味は最初から全部入れず、途中で足すと味の変化が楽しめます。
- 肉の量を増やせる店が多いので、初めてなら普通盛りで頼んで様子を見ます。
家で楽しむなら
家で作るなら、牛すじか牛こま肉をしょうゆ・砂糖・みりんで煮含めるところから始めます。牛すじは下ゆでしてから1時間ほど弱火で煮ると、やわらかく中心まで火が通ります。肉うどん、牛すじの煮込み、肉吸いあたりが同じ煮汁で作れる料理です。
由来
筑豊地域の炭鉱で働く人たちの間で、安価な部位を甘辛く煮て食べる習慣が広まったのが始まりと伝えられています。その煮込みをうどんにのせる形が店として定着し、地域の食べ方として残りました。
よくある質問
- Q. 肉はどの部位を使いますか。
- A. 牛すじやホルモンを使う店が多く、牛こま肉で作る店もあります。家庭では手に入りやすい牛こま肉でも作れます。
- Q. 牛すじはどれくらい煮ますか。
- A. 下ゆでして脂とあくを取ってから、弱火で1時間から1時間半が目安です。竹串がすっと通ればやわらかくなっています。
- Q. うどんは何を使いますか。
- A. やわらかめの中太うどんが合います。冷凍うどんでも作れますが、ややこしが強いので煮汁をよくからめてください。