スペシャルティコーヒーの種類と淹れ方・楽しみ方
スペシャルティコーヒーは、産地や生産処理をたどれる品質重視のコーヒーを指す言い方です。スペシャルティコーヒーの考え方、豆の種類、家での淹れ方、合う食べ物とコツをまとめました。
スペシャルティコーヒーとは
スペシャルティコーヒーは、栽培から抽出までの各段階が管理され、産地や農園、生産処理を追える豆を指す呼び方です。評価団体が定める点数基準で一定以上のものを指す場合もあり、明確な線引きは団体によって異なります。
種類
- 水洗式(ウォッシュト):すっきりした酸味が出やすい
- 非水洗式(ナチュラル):果実感と甘みが出やすい
- ハニープロセス:中間的で甘みが残りやすい
- 浅煎り:酸味と香りが前に出る
- 中煎り:酸味と苦みの均衡が取りやすい
- 深煎り:苦みとコクが強くなる
- シングルオリジン:産地の個性が分かりやすい
- ブレンド:複数の豆を合わせて味を整える
家での淹れ方・作り方
- 豆を1杯分12〜15g、中細挽きに挽く。飲む直前に挽くと香りが残ります。
- ドリッパーにフィルターを敷き、湯を回しかけて紙のにおいを流し、器も温める。
- 湯を沸かして90〜93度まで落ち着かせる。浅煎りは高め、深煎りは低めが目安です。💡 沸騰後30秒ほど置くと目安の温度になります。
- 粉全体に湯を30〜40ml注ぎ、30秒蒸らす。粉がふくらむのを確かめる。
- 中心から外へ円を描くように3回に分けて注ぎ、合計220mlにする。全体で2分30秒ほど。
- 落ちきる前にドリッパーを外す。最後まで落とすと雑味が出やすくなります。
相性のよい食べ物
- 浅煎りには柑橘を使った焼き菓子
- 中煎りにはナッツ入りのクッキー
- 深煎りにはチョコレートの菓子
- 食事と合わせるならチーズやサンドイッチ
コツ
- 豆は焙煎日から2〜3週間以内が飲みごろの目安です。密閉して冷暗所に置きます。
- 同じ豆で湯温だけを5度変えて飲み比べると、好みの方向が分かりやすくなります。
- 挽き目が細かすぎると濃く苦くなり、粗すぎると薄くなります。まず中細挽きから調整してください。
よくある質問
- Q. 普通のコーヒーと何が違いますか。
- A. 産地や生産処理をたどれる点と、品質評価の基準を通っている点が主な違いとされます。味の好みは人それぞれです。
- Q. 器具は何から買えばよいですか。
- A. ドリッパー、ペーパー、細口のポット、はかりの四つがあれば始められます。ミルを足すと香りが変わります。
- Q. 豆は冷凍保存できますか。
- A. できます。小分けにして密閉し、使う分だけ出します。出した豆は結露するため、常温に戻してから挽いてください。