耐熱ガラス容器の選び方・使い方・手入れ
耐熱ガラス容器は、加熱と保存の両方に使える調理道具です。種類ごとの違いや選び方、電子レンジやオーブンでの使い方、割らずに長く使うための手入れの方法までまとめました。
耐熱ガラス容器とは
熱による膨張が小さいガラスでできた容器で、電子レンジや、製品によってはオーブンにも使えます。においや色が移りにくく、中身が見えるため、保存容器としても使いやすいのが特徴です。
種類と違い
- 浅型の角容器:作り置きのおかずを並べて入れやすく、そのまま温め直せます。
- 深型の丸容器:汁気のある煮物やスープ向きで、注ぎやすい形です。
- ふた付き保存容器:冷蔵・冷凍と温め直しを一つでまかなえます。
- グラタン皿・オーブン皿:直火不可でもオーブンに対応した厚手のものです。
- 計量カップ型:目盛り付きで、湯せんや電子レンジ加熱に使えます。
- 耐熱ボウル:混ぜる、加熱する、そのまま出すまで一つで完結します。
選び方
- 「電子レンジ可」「オーブン可」「食洗機可」の表示を個別に確認します。レンジは可でもオーブンは不可の製品があります。
- ふたの材質は本体と別です。多くのプラスチックふたは外して加熱する必要があります。
- 重ねて収納したいなら、同じシリーズで大きさ違いをそろえると場所を取りません。
- 作り置き中心なら浅型、汁物中心なら深型と、使う料理から形を決めると無駄が出ません。
使い方
- 電子レンジで温めるときは、ふたを外すかずらして蒸気の逃げ道をつくります。
- オーブンで使うときは、冷たい容器を高温の庫内に入れず、庫内と一緒に温度を上げると負担が減ります。
- 熱い容器を濡れた台やぬれ布巾の上に置かない。急な温度差が割れの原因になります。
お手入れ
- 洗うときはやわらかいスポンジで。金属たわしやクレンザーは細かい傷をつけ、割れの起点になります。
- 焦げ付きは水を張って10分ほどふやかしてから落とすと、こすらずに済みます。
- 縁に欠けやひびを見つけたら使用をやめます。小さな欠けでも加熱時に広がることがあります。
よくある質問
- Q. 耐熱ガラスなら直火にかけられますか。
- A. 多くの製品は直火不可です。直火対応と明記されたもの以外は、コンロにかけないでください。
- Q. 冷凍してもよいですか。
- A. 冷凍対応の表示があれば可能です。汁気のあるものは膨らむので8分目までにし、解凍は冷蔵庫でゆっくり行います。
- Q. 急に割れることはありますか。
- A. 急激な温度差が主な原因です。冷蔵庫から出してすぐ高温加熱する、熱いまま水をかけるといった扱いを避けてください。