アルミフライパンの選び方・使い方・手入れ
アルミフライパンは軽くて熱の伝わりが早い調理器具で、パスタや炒めものに使われます。種類の違いと選び方、使い方、手入れの手順をまとめました。焦げつきにくくするこつも紹介します。
アルミフライパンとは
アルミフライパンは、アルミニウムを主材とした軽量のフライパンです。熱が早く均一に伝わるため、温度を細かく調整したい料理や、あおって混ぜる調理に向くとされています。
種類と違い
- 打ち出しアルミ…厚みがあり熱ムラが少ない。重さはやや増す。
- プレスアルミ…薄く軽い。温度が上がりやすいが冷めるのも早い。
- アルマイト加工…表面を酸化皮膜で覆ったもの。傷や腐食に強い。
- フッ素樹脂加工つき…食材がくっつきにくい。強い空焼きは避ける。
- ステンレス貼りの複合タイプ…IH に対応しやすく、耐久性が高い。
選び方
- 使うコンロを確認します。素のアルミはIHに反応しないため、IHなら底に鉄やステンレスを貼ったものを選びます。
- 直径は作る量で決めます。2人分の炒めものなら24〜26cmが扱いやすい目安です。
- 厚みは2mm以上あると熱ムラが出にくく、薄手は軽さと立ち上がりの早さが利点です。
- 取っ手の材質と付け根の作りを見ます。あおって使うなら軽い柄、オーブンに入れるなら金属柄が向きます。
使い方
- 使う前に中火で30秒ほど温め、油をなじませてから食材を入れるとくっつきにくくなります。
- 空焼きを長く続けると変形や変色の原因になるため、油や食材を入れずに強火にかけ続けないようにします。
- 酸や塩分の強いものを長時間煮ると変色することがあるので、煮込みには別の鍋を使うほうが無難です。
お手入れ
- 使用後は粗熱を取ってから、中性洗剤とやわらかいスポンジで洗います。熱いうちに水をかけると変形の原因になります。
- 焦げつきは湯を張って10分ほどふやかしてから、木べらでやさしく落とします。金属たわしは傷の原因になります。
- 洗ったらすぐ水気を拭き、完全に乾かしてから重ねて収納します。間に布をはさむと傷を防げます。
よくある質問
- Q. IHで使えますか。
- A. 素のアルミは反応しません。底面にステンレスや鉄を貼った複合タイプなら使えます。購入時に対応熱源の表示を確認してください。
- Q. 黒く変色するのはなぜですか。
- A. 水道水の成分や食材の酸で表面が変化することがあります。多くは見た目の変化で、気になる場合は酸味のある水で軽く煮ると薄くなります。
- Q. 鉄やフッ素樹脂加工との違いは。
- A. アルミは軽く熱の回りが早い、鉄は蓄熱が高く焼き色がつきやすい、フッ素樹脂加工はくっつきにくい、という違いがあります。用途で使い分けます。