播州ラーメンとは|特徴・食べ方・由来
播州ラーメンは、兵庫県西脇市を中心とした播州地域で親しまれてきた甘めの醤油ラーメンです。味の特徴や食べ方、成り立ち、家で近い味に寄せるこつをまとめました。
播州ラーメンとは
播州ラーメンは、兵庫県西脇市や多可町を中心とする播州地域で食べられてきた醤油ラーメンです。スープに玉ねぎなどの甘みが加わり、他の醤油ラーメンより甘口に感じられるのが目印になります。麺は中細のストレートが多く、具は焼き豚、めんま、青ねぎと素朴な組み合わせが基本です。
特徴
- 醤油だれに野菜の甘みを重ねた、まろやかで甘めのスープが持ち味です。
- 鶏がらや豚骨をベースにしながらも脂は控えめで、後味が重くなりにくい仕立てが多く見られます。
- 麺は中細のストレートが中心で、スープをよく持ち上げます。
食べ方・楽しみ方
- まずスープをひと口飲み、甘みの立ち方を確かめてから麺に進むと味の輪郭が分かります。
- 卓上のこしょうや酢を少量足すと、甘みが引き締まって後半も食べ進めやすくなります。
- 半ライスや白ご飯を合わせ、残ったスープに浸して食べるのも土地の楽しみ方です。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、鶏がらスープに薄切りの玉ねぎを20分ほど煮て甘みを出し、濃口醤油とみりんを合わせただれを加えます。麺は中細ストレートを選び、焼き豚と青ねぎを少しのせれば形になります。関連して作りやすいのは、醤油ラーメン、焼き豚、味付け玉子です。
由来
戦後、播州織の産地として働く人が多かった西脇周辺で、仕事帰りに食べる一杯として広まったと言われます。甘めの味付けは家庭の煮ものに近く、地元で長く受け入れられてきた背景があるとされます。
よくある質問
- Q. どのくらい甘いのですか。
- A. 砂糖菓子のような甘さではなく、玉ねぎの煮汁やすき焼きのわりしたに近い、丸みのある甘さと表現されることが多いです。
- Q. 播州はどのあたりを指しますか。
- A. 兵庫県南西部一帯を指す呼び方です。ラーメンでは西脇市や多可町のあたりが中心として語られます。
- Q. 他の地域でも食べられますか。
- A. 地元以外の店で名前を掲げる例もありますが数は限られます。取り寄せの生麺やスープを利用する方法もあります。