じゃがいもの冷凍保存の基本|知っておきたいポイント
じゃがいもの冷凍保存は、生のままだと食感が変わりやすいのが難点です。つぶしてから冷凍する、加熱してから冷凍するなど、料理別の向き不向きと日数の目安をまとめました。
概要
じゃがいもは水分が多く、細胞のあいだの水が凍ると組織が壊れます。そのため生のまま凍らせて解凍すると、すかすかとした食感になりやすい野菜です。冷凍するなら、加熱してからつぶす方法がもっとも失敗が少なく、形を残したいときは薄く切るか小さく切って加熱してから凍らせます。冷凍期間は1か月ほどが目安で、それ以上おくと乾燥して風味が落ちます。
ポイント
- 生のまま丸ごと冷凍すると、解凍後にぼそぼそした食感になります。
- ゆでてつぶしてから冷凍する方法が、もっとも食感の変化が小さくて済みます。
- 形を残したいときは、1cm角以下に切り、加熱してから冷凍します。
- 冷凍期間は1か月が目安。小分けにして空気を抜くと乾燥を防げます。
- 解凍は電子レンジか、凍ったまま加熱調理に使うのが向きます。
具体例
- マッシュポテトにして小分け冷凍し、コロッケやポタージュに使う。
- ゆでて薄切りにし、グラタンや炒め物に凍ったまま加える。
- カレーやシチューは、じゃがいもを取りのぞいてから汁だけ冷凍する。
- 冷凍したものをスープに入れ、煮ながら解凍して形を崩す。
実践のコツ
- つぶすときは熱いうちに。冷めてからつぶすと粘りが出ます。
- 小分けにしてから平らにして凍らせると、解凍が早く、必要な分だけ取り出せます。
- 解凍後は水っぽくなりやすいので、加熱しながら水分をとばしてから味をつけます。
よくある質問
- Q. 生のまま冷凍しても大丈夫ですか。
- A. 傷むわけではありませんが、解凍後の食感が大きく変わります。使うなら形を残さないスープやポタージュ向きです。
- Q. 冷凍したものはどのくらいもちますか。
- A. 1か月が目安です。それ以上おくと乾燥して風味が落ち、表面が白っぽくなります。
- Q. 常温と冷蔵はどちらがよいですか。
- A. 冷凍しないなら、光を避けた風通しのよい常温が基本です。冷蔵は低温障害が出ることがあります。