ネルドリップ|手順と時間・失敗しないコツ
ネルドリップは、起毛した布のフィルターでコーヒーを淹れる方法です。用意するものと手順、布の手入れ、失敗しやすい点までまとめました。
10分目安時間
なぜ・いつ必要か
紙より油分を通しやすく、とろりとした口当たりに仕上がります。深煎りの豆をゆっくり味わいたいときや、来客に一杯ずつ淹れたいときに向きます。
用意するもの
- ネルフィルター(布の袋と持ち手)
- 細口のポット
- コーヒーサーバー
- 温度計(あれば)
手順
- 新しい布は、コーヒー粉少量と一緒に10分煮てのりを落とし、水で洗う。💡 使い始めの一度だけ必要です。
- 保存していた布は水を絞り、乾いた布ではさんで水気をよく取る。💡 起毛した面を内側にします。
- 粉20gを入れて表面を平らにし、90度前後の湯を40ml注いで30秒蒸らす。
- 中心から小さな円を描くように細く注ぎ、2分半かけて合計240mlにする。💡 布のふちに湯を当てないようにします。
- 落ち切る手前でフィルターを外し、サーバーを軽く回して濃度を均一にする。
- 使い終わった布は粉を捨て、洗剤を使わず流水でもみ洗いする。
- 水を張った容器に入れて冷蔵庫で保存し、水は毎日替える。💡 乾かすと繊維が固くなり、においも付きます。
よくある失敗
- 布を乾かして保存し、目詰まりとにおいの原因を作ってしまう
- 湯を太く注いで布のふちから流れ、味が薄くなってしまう
- 最後まで落とし切って、えぐみを出してしまう
活用できる料理・場面
- 食後のデミタス
- アイスコーヒーの濃いベース
- カフェオレの土台
- 来客に一杯ずつ淹れる場面
よくある質問
- Q. 布は何回くらい使えますか。
- A. 20〜30回が目安です。抽出が遅くなったり、においが残るようになったら替えます。
- Q. 洗剤で洗ってよいですか。
- A. においが移るため使いません。流水でもみ洗いし、水に浸けて冷蔵保存します。
- Q. 紙のドリップとの違いは。
- A. 布は油分を通すため、とろみのある口当たりになります。紙はすっきりした味わいです。